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外での決意表明は説得力を欠く

3月24日(土) 
 野田首相は24日の都内での講演で、消費増税法案の今国会での成立に政治生命を懸けると断言した。国民は消費税問題にある程度理解を示すが、なぜ今なのかの説得力ある説明がいまだにない。本人が「政治生命を懸ける」というほど国民に切迫感はない。
 首相はそれよりも、大震災という目の前の問題に先頭に立って対処する姿が見えない。政権の無策に被災地、被災民は耐え忍んでいる。官僚を律し切れない大臣に任せていても、前例踏襲という官僚独特の仕切りはなくならない。「言うだけ」でなく、首相は自ら関係官庁を叱り・指導する気がないと、官僚が動かないのは分かりきった話だ。
 都内での講演で「消費税増税法案」を今国会に出せないようでは、野田内閣の存在意義はないとまで言い切った。
 そんなせりふは、講演で言う話ではない。前原政調会長にまかせっきりで党内の収拾さえできないのだから、口先だけでなく自ら進んで党内説得に出るべきだ。党内をまとめ切れないのは、わが身の至らなさと認識すべきで、他に転嫁してはならない。
 政権が直面するのは、他にも普天間、TPP、一票の格差問題などがある。首相の気負いは分かるが、「1内閣」では処理しきれない問題のオンパレードである。そういった重要問題で、日替わりのように決意を披瀝されても、国民の胸には届かない
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Re: 日替わりの決意にはつきあえない

「インスタントラーメン」とはおもしろい。彼は段々地を出してきたが、悲しいかな自ら切り込む気持ちが弱い。周囲の反応を見定めてモノを言うにとどまっている。
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gatayann

Author:gatayann
尾形宣夫。
ジャーナリスト。世の中の様々な出来事を簡潔な言葉でまとめた日記です。タイトルは肩ひじ張らずに「ありのまま記」としました。

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☆「運命の島 オキナワ」=副題「幸せは珊瑚礁の彼方に」(文芸社)
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1942年宮城県生まれ。
1967年中央大学法学部卒業。
共同通信編集委員室編集長・論説委員、編集委員室次長・論説委員を経て2002年11月定年退社。元共同通信社客員論説委員。
日本自治学会理事。政策情報誌元編集長。分権型政策制度研究センター(RCD)委員。
分権ジャーナリスト会(東京)。神奈川県鎌倉市在住。





(2011年8月10日~)


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