FC2ブログ

「尊崇」の対象は靖国だけでない


4月30日(水)

 閣僚の靖国参拝が外交的にどれほど諸外国の対日不信を膨らませているか、彼らは本気で考えているのだろうか。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/534764.html

 「国のために戦って尊い命を犠牲にした方に手を合わせ、ご冥福をお祈りし、尊崇の念を表する気持ち」
は世界どこの国でも同じだと参拝を正当化するが、
 天皇の「臣下」を自任する彼らは、天皇がA級戦犯合祀以来参拝をしていない気持ちを何と理解するのだろう。

 この春も新藤総務相、古屋国家公安委員長兼拉致問題担当相に続いて稲田行革相も「主権回復の日」に合わせて参拝した。

 「英霊に尊崇の念」「二度と戦争がないよう祈った」と語るが、
 彼らは、先の太平洋戦争で16,7歳のまだ童顔の残る若者たちが神風特攻隊として米艦に体当たりした史実を知らないはずはない。

 全国各地にある海軍航空隊基地の跡地には、彼らの遺影が並ぶ祈念館がある。
 
 彼ら特攻兵士たちは本土決戦を前に鹿屋、知覧など九州各地の基地から沖縄方面に飛び、散華した。

 靖国参拝の各閣僚のどれだけが、特攻兵士の遺影が並ぶ祈念館を訪れことがあるだろうか。

http://www.at-douga.com/?p=9710

 小泉元首相は首相就任前に「ホタル帰る」で有名な鹿児島・知覧の平和記念会館を訪れ、係員の説明に「号泣」したと記憶している。

 英霊への尊崇の念は、若くして否応もなく国に殉じざるを得なかった、彼らにこそ向けられるべきではないのか。

http://www.tripadvisor.com/LocationPhotoDirectLink-g1022938-i50312353-Minamikyushu_Kagoshima_Prefecture_Kyushu_Okinawa.html

 全国各地の海軍航空隊基地の跡地には昔の面影はない。市街地に囲まれ、訪れる人もまばらでひっそりと施設があるだけだ。

そういった政治的には忘れられたような施設にこそ、閣僚たちは出向くべきではないのか。

誰に気兼ねすることなく、自分の子、孫のような「英霊」に「不戦の誓い」をしてはどうだろう。

04/29のツイートまとめ

nobuo_ogata

鹿児島2区補選も沖縄市長選も、自公推薦候補が勝つべくして勝っただけ。争点も何もない。現政権の政策などそっちのけの選挙戦。政権の政策が評価されたわけではないのにね。
04-29 00:33

嗚呼。では、どうすればいいだ庶民は。http://t.co/tusU5k6OFo
04-29 00:26

プロフィール

gatayann

Author:gatayann
尾形宣夫。
ジャーナリスト。世の中の様々な出来事を簡潔な言葉でまとめた日記です。タイトルは肩ひじ張らずに「ありのまま記」としました。

訪問者、大歓迎です→
社会・経済ランキング

本Webは私の2本のブログに続くものです。HPはhttp://bit.ly/hxZoUw、オフィシャルサイトはhttp://futenma.dtiblog.comです。あわせてお目通しをお願いします。

☆「運命の島 オキナワ」=副題「幸せは珊瑚礁の彼方に」(文芸社)
http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%BE%E5%BD%A2-%E5%AE%A3%E5%A4%AB/e/B009PAT28C

1942年宮城県生まれ。
1967年中央大学法学部卒業。
共同通信編集委員室編集長・論説委員、編集委員室次長・論説委員を経て2002年11月定年退社。元共同通信社客員論説委員。
日本自治学会理事。政策情報誌元編集長。分権型政策制度研究センター(RCD)委員。
分権ジャーナリスト会(東京)。神奈川県鎌倉市在住。





(2011年8月10日~)


最新記事
リンク
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
普天間飛行場の辺野古移設
最新記事
最新コメント
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
検索